▼12月2日の夕方の散歩で、下池に今年もハシビロガモの夫婦がやってきていることを確認した。オナガガモの群れに混じりながらも、いつもちょっと離れたところをせわしなく泳いでいる。性格の違いがよくわかる。カモの泳ぎは速いので、暗い池ではどうしてもぶれてしまう。
▼翌朝の散歩でも、見かけた。このときはメスはいなかった。この色合いが、いかにもカモらしくて、よい。
▼12月2日の夕方の散歩で、下池に今年もハシビロガモの夫婦がやってきていることを確認した。オナガガモの群れに混じりながらも、いつもちょっと離れたところをせわしなく泳いでいる。性格の違いがよくわかる。カモの泳ぎは速いので、暗い池ではどうしてもぶれてしまう。
▼翌朝の散歩でも、見かけた。このときはメスはいなかった。この色合いが、いかにもカモらしくて、よい。
今日は12月の最初の週の水曜日。日にちとしては2日前だが、去年のこの日(2011年12月7日)の午後に心筋梗塞を起こし、危うく死にかけた。西荻駅前の交番で救急車を呼んでもらい、手術を受け、集中治療室で眠れぬ長い夜を過ごしたあの日のことは、一生忘れられない。早いもので、あれからもう1年が過ぎたわけだ。
そのあいだに何か変わったか。いや、何一つ変わっていない。多少運動をするようになり、血圧や歩数、消費カロリーなどを記録するようになっただけで、やっている仕事もほとんど変わらないし、仕事をする環境も変わらない。ワンコの散歩も、同じようにやっている。
しかし、自分が延命率とか、5年生存率をカウントされる対象になっていることは疑いのない事実だ。この不安が、いつもつきまとっている。だからこの1年、新しいアクションがなかなか起こせず、新しい出会いもほとんどなかった。
とりあえず1年はおとなしく医者の言うことを聞いていよう。いろいろ考えるのはそれからだ、と思っていた。しかし、医者の言うことというのは、不特定多数を相手にしたもので、人間の体は一人ひとりまったく違う。
さて、どうするか。これからが正念場なのだ、と思う。
iPhoneの同期をしたところ、あとわずかしか容量に余裕がないことがわかった。こうなると、写真を削除するしかない。4月半ばからずっと撮り溜めていたので、たった16GBしかないiPhoneの1/3近くを占めている。やっぱり、iPhone5にしてから、撮る量も増えたようだ。
で、どうするか。いったん取り込んでしまうと、ApertureやiPhotoからは削除できない(読み込み時のみ)。たぶんこれしかないと思いながらウェブを調べてみると、やはりイメージキャプチャ.appでやるのが正解らしい。このアプリを起動するのはひさしぶりというか、はるか昔に一度お試ししただけなので、初めて触るようなものだ。うっかりネットワークでつながっているスキャナーのアイコンに触ったら、中断できず、プレビューまでやられてしまう。
選択して、削除ボタンを押す。操作は簡単だが、1500枚以上の削除に、それなりに数分時間がかかった。
同期してみると、4.46GBも空きができた。やれやれ、これでしばらく安心だ。
▼今朝はちょっと寝坊したが、あわてて朝の散歩に飛び出すと、池の畔にうっすらと霜が降りていた。紅葉も進んで、いまが最後の輝き。空気がピーンと張り詰めている。
▼池の中央に落ち葉が吹き寄せられていて、一瞬、氷が張っているようにも見えた。対岸の紅葉が美しい。
▼ベンチにうっすらと霜が。
▼下池にあるもみじ。燃えるよう。
▼下池の銀杏。黄色い絨毯を踏んでいく。
▼至近距離にカワセミが。逆光なので、いくら露出のポイントを探っても、真っ黒になってしまう。やっぱりこのあたりは、ちゃんとしたカメラじゃないと無理だな。
いま、ある方の遺稿集の制作を進めている。写真も載せたいというのがご家族の意向なので、先日、U市の自宅へおじゃまして、写真を見せていただくことになった。しかし、困ったのは、どう読み込むか。マクロレンズを買うか、クローズアップレンズや中間リングでお茶を濁すか……。意外とクローズアップレンズ類が高いのにも驚いた。これなら、中古のマクロレンズを買ったほうがいいかもしれない。
では、スキャナーは、と売り場を覗く。ハンディスキャナーの大半はドキュメント用で、300dpi止まり。何機種か、もっと高い解像度で読み込めるものもあったが、価格も1万円台の後半になる。ハードはまあ使えるシロモノであったとしても、ソフトがだめじゃどうしようもない。
そこでフラットベッドスキャナーの売り場に移ると、なんとエプソンのGT-S640が9800円で売られていた。ちょうどその日の朝、ウェブのレビューで、姉妹機で透過原稿が読めるGT-F740のことを読んだばかり。これは性能的になかなかいい機種かもしれないと思っていたら、その透過原稿なしモデルがあったわけだ。何がいいかというと、CCDスキャナーであること。スキャンしたい写真はアルバムに貼られているため、綴じ(ノド)の部分にかかっているものも少なくないはず。小型のCISスキャナーでは浮いた部分が真っ黒になってしまう。しかも、ひと昔前のCISスキャナーとそう変わらないくらいに小さい。
さんざん迷い、いったんは帰宅しかけたのに、戻って購入してしまった。
翌日、さっそく持参して約60枚スキャンしたが、やはり画質的にはなかなかよい。スピードも速い。失敗したのは、ガラス面の清掃を怠ったこと。古い写真なので、いろいろとゴミが付いていて、どんどん汚れていってしまったようだ。おかげで昨日は、そのゴミ取りに追われることとなった。
もうひとつの失敗は、天地をよく考えないで、ガラス面に載せやすい向きでスキャンしてしまったこと。写真はトリミングしてしまうのでいいのだが、反射原稿として載せる分は、影が上に伸びてしまい、違和感がある。これをまた切り抜いたりすると大変なので、再スキャンすることになる。
蓋が水平以上に簡単に開くのも、使いやすい。使っているデイパックのメインコンパートメントからほんの少しはみ出してしまうが、これからも活躍してくれそうだ。いい買い物だった。でも、これで、うちにはスキャナーが4台……。なんとかしよう。
覚え書きとして。
Photoshop CS6にバージョンアップしたら、CS5で動いていたTwainのプラグインが使えなくなって、「読み込み」メニューからのスキャンができなくなってしまった。で、調べてみると以下のページが出てきて、ずっとあきらめていたのだが、今日ふと訪れたブログで、アドビのサイトから「Optional_Plug_Ins_Release.dmg」を落としてCS6のPlug-inフォルダ直下に入れたら使えるようになったというエントリーを読んで、そうか、直下でいいのかとやってみたのだが、やっぱりだめだった。よく見たら、その筆者の環境はキヤノン製スキャナーで、だからうまくいったらしい。やれやれ。
http://faq.epson.jp/faq/00/app/servlet/qadoc?030792
EPSON Scanからやるのにも慣れてしまったが、いったん保存してくれるので、あれこれPhotoshopでいじってしまって、後戻りできなくなるということもない。ま、これはこれでよし、としよう。psd形式で保存できればいいのに、tifやjpgしか選べないのは不便だが。
11月16日は、黒犬の4歳の誕生日だった。何をやろうかさんざん迷ったすえ、今年はやっぱり肉にしようということになり、Reiがローストビーフを買ってきた。これまで、人間用の食事を与えたことはないので、わが家としては初の試みだ。
ひとパック500円の和牛のローストビーフ。焼き加減もうまく、じつにおいしい。これを1枚、ちぎっていつものお皿に入れる。
待て! まだ、どんなものかわからないので、待てる。
じつは、一瞬のうちに食べてしまったので、これはもう一切れ食べさせているところ。
食べ終わって、あまりにうまかったので呆然。「えっ、人間って、こんなにうまいもの喰ってたの!」と、言葉もなく、身動きできない。「Happy Birthday, Koo!」
いろいろと落ち着かなくて、なかなか書き込みができなかった。昨日は二の酉。もう、一の酉から12日が過ぎてしまったことになる。わが家の裏にある小さなほこらの大和市神社では、12日前と同じ光景が繰り広げられた。昨夕、散歩から帰ってから、一眼レフを持ち出す。しかし、ローソクの光はあまりにも暗い。これでもApertureでかなり明るく補正してある。
御神酒や秋の収穫のお供えが並べられている。ほほえましい光景とも言えるが、和蝋燭のせいか、ちょっとおどろおどろしているとも言える。
鷲の剥製がどーん。目が鋭い。一の酉の後、掃除をしているときに正面の扉が開いているのを見たら、ガラスケースに入れられていた。しかし、今日はそれも開いている。
11月8日、酉の日。なんとなく、酉の日は年末の行事のように思っていたが、11月なのだと知って、びっくり。わが家の裏に小さな大和市(おおわし)神社があるのだが、その裏手に熊手が並べられていた。これは販売しているのだろうか。
いつもは閉まっている神社の扉も開け放たれている。お賽銭をあげに近づくと、巨大な鷲の剥製が鎮座していて驚いた。
東京アメッシュで見ると雨雲が迫っていたので、3時すぎにあわてて黒犬を散歩に連れ出す。玄関を出た時から少しぱらついてきたが、次第に雨脚が強くなる。仕方なく、公園の木の下を歩く。
ステージでは、白塗りのパフォーマーがヌイグルミを使って、何か演じている。パントマイムともちょっと違うようだ。雨を物ともせずに観客が見守っている。