ランドセルアートの日

本当は火曜日に予定されていたトロールの森の「ランドセルアート」というイベントが、3日前の木曜日に延期になった。おそらく、事前に雨の予報だったからだろう。

その少し前から、近くのM小学校の児童たちが、蓋の部分に絵を描いたキャンバス地の袋をかぶせたランドセルを背負って登校する姿をよく見かけていた。今回のトロールの森は、この小学校とのジョイント企画が多く盛り込まれていて、楽しめる。

学校の休みではない日に、公園でどんなイベントをやるのか、興味津々だったが、木曜日の朝9時過ぎに始まってみると、ランドセルを背負った子どもたちが何かノートのようなものを手に、あちこちの展示を勝手に見て回っている。どうやら、このアートイベントを取材するというかたちでやる授業の一環だったらしい。

なかにはとても達者な子もいるが、たいていはいかにも子どもらしい、構図や写実性などにはぜんぜんかまわない、素朴な絵が多かった。まあ、時間がないところで描いたせいなのかもしれないが。

もしかしたら、コンテストや行進などもやるのかもと期待していたのでちょっと拍子抜けしたが、子どもたちには忘れられない体験となったことだろう。メディアを呼ぶとか、もうちょっと社会性や地域性を打ち出してもいいように感じた。

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ポストを開けて、中身を確認しているところ。なにかメモをとっているようだ。

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ステージ近くで、パントマイムの出演者を見る子どもたち。絵のスタイルがてんでばらばらで、楽しい。

 

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カエルがいた

トロールの森で、大きなカエルが展示されているとパンフレットにあるのに、見当たらない。何か行政関係から言ってきたのか、それとも制作が間に合わなかったのかなどと思っていたら、なんと道一本隔てた空き地に、巨大な奴が寝ていた! 期待以上の大きさだ。ドラム缶を叩いて伸ばしたような素材で、幾つものパーツが溶接してある。サイズといい、バカバカしさといい、こうこなくっちゃ、と思わせる。

一瞬、おもちゃのように思えるかもしれない。

内部にも入れる。黒犬はちょっと怖がっている

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トロールの森、郵便受け編

今回のトロールの森で印象的なのは、各所に置かれた郵便受け。子どもたちからのメッセージを受け取るような、面白さがある。
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トロールの森、続き

トロールの森の展示、昨日は黒犬のリードをReiが持ってくれたので、いくつか撮影できた。

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なんだかよくわからない。何か宗教的なシンボルみたいなもの(インドのリンガムみたい)か。

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びっしりとクヌギの実が集められて、きれいに円形に並べられている。ここで暮らすようになって驚いたのは、1本の木からこんなにもたくさんのドングリ類が採れること。公園全体では膨大な量になる。ドングリが不作な年は熊が里に下りてくるというのも、よくわかる。

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この写真ではよくわからないが、木の幹に昔の見世物小屋のようなおどろおどろしい絵がいっぱい巻き付けられている。この時期にこんな怪談風の絵はちょっとそぐわないような……。

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ビニールホースを巻き付けられたテーブルとベンチ。日常性云々というコピーが書かれているが、あんまりおもしろくない。座ったりできればまた別だが。

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空中高くに据え付けられたブランコ。たしか、「乗れないブランコ」というタイトルが付けられていた。

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子どもたちの書いた漢字が、ケージに貼り付けられている。これもちょっとおどろおどろしい。天井に丸い穴が開いていて、空が見える。

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たしか「登れない階段」とかいうタイトルが付いていた。たしかに、そうだが。うーむ……。

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階段のすぐ脇にある展示。中に色を塗った小石(砂?)のようなものが入っている。

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上毛電鉄のユニークさ

ちょっと旧聞になるが、10月23日、3ヵ月ぶりに前橋のS病院に行き、A先生の診察を受けた。前橋は、東京から行くと、遠い。新幹線を使うと、まず東京駅まで出て乗り換え、それから高崎で上越線/両毛線に乗り換えることになる。接続の時間待ちや乗り換えの手間などを考えると、特急料金の2400円は高い。新宿から埼京線で大宮に出てそこから新幹線に乗ると、特急料金は1790円と安くなるが、もっと面倒だし、時間もかかる。そこで新宿から湘南新宿ラインで高崎に行き、そこから前橋に出て行くようにしている。

ところが、前橋に着いても、まだ先がある。JR前橋駅から上毛電鉄の前橋中央駅まで行かねばならないのだ。上毛電津に乗ってしまえば、S病院前という駅で下車すればいい。駅から2分ほどで病院に入れる。

以下は、上毛電鉄の車内。ときどき、こういう飾り付けのある列車にぶちあたり、驚かされる。春の花や七夕など、季節の風物が盛り込まれていて、楽しい。

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始発の前橋中央駅。JRの前橋駅から、徒歩で15分。この乗り換えがめんどくさい。じつはこの日は、下車する大勢の人たちに釣られて一つ前の新前橋で降りてしまい、そこからタクシーで乗り付けることになった。1200円台で行けたのは正解だった。

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これがS病院前。ちょうどここで、上りと下りがすれ違う。

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社内はハロウィーン一色。列車は2両編成で、ワンマンカー。途中駅は、1両目の後ろのドアから乗り、一番前で運転手に切符を渡して降りる。後ろの車輌には、自転車ごと乗り込んでもよいことになっていて、驚かされた。

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前橋中央駅と前橋駅を結ぶシャトルバス。内部も木でデコレーションされたレトロバス。100円なのはありがたいが、上毛線の乗り換えは1分しかないし、そのまま前橋に着くと、JR上野行きの発車時刻ドンピシャで、トイレに行く時間もないほど。

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「トロールの森」が始まる

近くの公園を舞台に開催される野外アートイベントの「トロールの森」が、昨日からスタートした。春は近所の小学校の生徒の作品が森の木々のなかに並び、秋は現代アートのインスタレーションやさまざまなパフォーマンスイベントがおこなわれる。小学校の隣りにアトリエ(アート工房)があり、そこがイベントの主体(主催者)となっているようだ。外国人アーティストの参加が多いのも特徴。今年は、小学生の作品がずいぶん使われているように感じる。

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公園の入口に立てられた看板。毎年、これが始まると、秋が深まる。

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ずいぶん前から展示されていた風車。ペットボトルを切り開いて、子どもたちが作ったようだ。この木は、おととしの台風で根が浮き、木の下は立ち入り禁止になってしまった。そこに並べたもの。

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なにやら、文字を使ったインスタレーション。ひらひらと風になびいている。これと対になる展示が対岸のほうにあるが、今日は撮らなかった。

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公園のあちこちに、こんなポストが建てられている。表面には、子どもたちがいろいろ絵や字を描いている。

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蓋を開けて中を覗くと、子どもたちが作った細工が入っている。なかなか面白い仕掛けだ。

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なんだかわからない、大きな白いパネルが樹間に並ぶ。何か投影するのだろうか?

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これも、なんだかわからない。日本家屋の部材を使ったもの。ちょっと不気味。

過去には、ちょっとなぁ……というものもあった。とくに、環境に負荷をかけるものは、見ていて痛々しい。今年は子どもたちがいろいろと制作に参加しているようだが、そういう方向こそ、この場所でやる意義につながると思う。明日は池の右岸にある展示をもっと撮ろう。今日は黒犬に引っ張られて、撮れなかった。

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秋が深まる

朝から抜けるような青空が広がる、11月第一週の日曜日。ちょっと冷えているが、あまり風がなく、気持ちがいい朝。

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下池にて。眉間が真っ赤なバンを見る。逆光でぜんぜんわからないが。

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各種のサギが集まる、サギのなる木。なんだろう、この赤い塊は。

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やっと、ちゃんとコガモを見た。いつもなら、真っ先に渡ってくるカモ。でも、池にいるよりは、下流の川にいることが多い。いつも数羽で群れている。

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びっしりと張った蜘蛛の巣。まんなかに、毒々しい黄色の蜘蛛が2匹いる。

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ダイサギ。これはかなり巨大。ふわりと舞い降りてきた。正面光では、白がほとんど吹っ飛んでしまう。

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ここまで寄っても逃げない。

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いつも群れているコガモが、オナガガモと一緒に泳いでいる。珍しい。

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モーリタニアの写真展

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吉祥寺の小さなギャラリー・フェイストゥフェイスで開かれていたKさんの写真展「モーリタニア・サハラの色とかたち」へ行く。お会いするのは、十数年ぶりだろうか。Kさんが初めてパキスタンに行くときに、いろいろアドバイスしたというが、ぜんぜん記憶にない。

人物はなく、砂漠や土漠、岩石地帯などの風景と、不思議な家々が写されている。デジタルでは透明感が出ないと、いまでもハッセルブラッドをはじめとする6×6判カメラで撮っていると聞いて、驚いた。年に2回もモーリタニアへ行き、モーリタニア大使館のパンフレットもKさんの写真を使っているという。1点当たり2万円と3万円の値段がついている(サイズによる)。

ペットボトルに入った赤茶けた砂漠の砂を持たせてもらったが、ずしりと重い。ものすごくキメが細かく、隙間がないからだ。

やはり治安が悪い地域もあるそうで、フランス人は、一筆入れてから現地入りするという。このあたりは、政治勢力というより、身代金目当ての盗賊が跋扈する。拉致されただけでなく、他の組織に売られてしまうと、悲劇らしい。パリダカが中止になった時のことなどを聞いた。

サハラをラクダで横断した同志社の学生にぜひ当時の体験を話してほしいと言われた。うーん、彼らが地平線会議に出てくれたのは、はるか昔だから、追跡できるだろうか。

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やっぱりminiは軽くて小さい

都営新宿線からの乗り換えで、新宿三丁目で下車。旧三越のビックロを覗く。地下道から入ってすぐがアップルコーナー。

そこそこの混み方で、すぐに触ることができた。やはり軽い。小さい。片手で持てる。質感も高い。本当に、サイズ以外は、iPadだ。ここは白の16G以外はまだあるらしい……と言っている間に、32もなくなったようだが、確かにこのデザインでは白のほうが、軽くおしゃれに感じられる。白の16Gがあったら、即買ってしまったかも。

9.7インチのほうも触るが、この速さはすごい。めちゃくちゃ快適だ。

先日、13パーセントのポイントが付いた15インチのMacbookPro Retinaが、10パーセントになっていて、がっかりした。

このビックロの売り場の向かいには、アップルの正規修理プロバイダーがカウンターを設けている。今後、重宝して使えそうだ。

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えどがわ アートな日和展

友人のアートプランナーN氏がプロデュースした企画展「えどがわ、アートな日和」を見に、江戸川区篠崎文化プラザにやって来た。都営新宿線の終点よりひとつ前の篠崎駅に直結。けっこう遠い。

江戸川区にちなむアーティストとして、安藤広重から沢野ひとし、若い現代アートの作家まで、紹介されている。直線を駆使したサイン類に、N氏らしさが覗く。狭いところに、いろいろ無理して押し込まざるをえないのは仕方がないか。

いろいろないきさつがあるのだろうが、こういう区民図書館に併設されたスペースでは、もっと子どもたちを巻き込んだ活動をもっと前面に押し立ててもいいのではないかとも感じた。


併設のカフェで、江戸川名物の小松菜ジュースを飲む。予想以上に青臭く、美味しかった。

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