今朝の散歩から・下池にて


▲ずいぶん見なかった潜水ガモのカイツブリ。何となく子ども(若鳥)のようにも見える。


▲こんなに近くに寄ってきたのは、初めて。ほとんど見下ろすよう。


▲2羽の巨大なアオサギが悠々と池の上空を舞う。やがて、木に留まった。ギャーギャーと汚い声で鳴く。


▲秋がいよいよ始まる。池の真ん中で紅葉している木は、じつは今年は8月からもう黄変していた。今年は異常気象か。でも、ようやく本来の色になったようだ。


▲目を楽しませてくれてきた赤白のスイレンもなくなった。秋本番。

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気のせいなのか……

退院した当日(木)、そして昨日(金)、今日(土)と、黒犬との散歩中に胸がどきどきして、ちょっと違和感を感じるときがあった。今回のカテーテル検査で、超音波で血管内を見るために細いワイヤーを入れたとき、これからしばらく胸苦しくなりますよと言われたて、事実そうなったのだが、ああ、この嫌な感じは身に覚えがある、この夏も何度か経験したように思った。それとちょっと似たような不快な違和感を、散歩の最中に何度か味わったのだ。痛みというほどではないのだが。

今朝も時間も距離も長かったせいか、散歩の最中にどきどきが始まり、後半はちょっと違和感も増した。ちょうどZクリニックの前を通りかかったので、そのまま寄って心電図をとってもらおうかとも思ったが、診察が始まる前だったし、診察券などもないし、ほかの患者が何人か入っていったので、改めて出直すことにした。帰宅してしまうと、いつもの通り、何でもなくなる。

いつでもすぐ来いと言われたO病院に行くか(ちょうど今日が主治医の診察日)、区民健診の結果を聞くという理由もあるのでZクリニックに行くか、それとも整体マッサージを受けにN指圧治療院に行くか、迷ったのだが、戸田公園まで行くのはかなり疲れそうでやめておき、病院も待たされたりいろいろありそうで、もう少し様子を見たほうがいいと考えた。そしてZクリニックに行き、いつもの若先生に今回の報告がてら相談した。

このように急速に動脈硬化が進行する例として、中年の男性で、膠原病のような自己免疫性の動脈炎を手がけたことがあり、ステロイドもなかなか効かないという、ちょっと恐ろしい話を聞いた。しかし、医師と話したことで、ちょっと安心する。症状が出たら、まずは今回もらったニトロペンを飲み、それですっと引けば狭心症、そうでなければ別の理由だろうと言われて、おおいに納得した。

夕方の散歩では、ほとんどどきどきは出なかった。昨日よりは、ずっと体調もよいように感じる。一昨日は頭痛がひどくて、きっと昨日まで風邪だったんだろう。今日は、iPadで『図書館戦争』をまた読んだりして、のんびりしてしまった。

ちなみに、区民健診の結果は申し分なし。中性脂肪が基準よりわずか1ポイント多いだけで、メタボ関係も肝臓関係もOKだった。近年になく、いい数値と言える。やはり、気をつけているからだろう。

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オナガガモが来ている

ようやくオナガガモがやって来た。今年は半月近く遅れたみたい。

▲これから、池を我が物顔で泳ぐことになる。夏の間あちこちで見かけたカルガモたちは、どこへ行ってしまうのだろう。カルガモは留鳥なので、このへんにいるはずなのだが。

▲全部雌のように見えるが、まだ夏羽が生え換わっていない。到着後、1週間もすると雌雄が分かれてくる。

▲1羽だけ、雄らしい姿になった個体がいる。胸もかなり白い。

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いきなり90パーセント

退院する間際、主治医のK医師に手術で撮影した画像を見せてもらった。昨日は、50パーセントぐらい狭窄していた箇所が90パーセントになったと聞いていたが、そうではなくて、昨年12月の画像ではまったくきれいで、何の問題もないように見える箇所が詰まっていたということを知らされ、心底驚いた。そこは枝分かれしているところなので、バルーンを膨らませてステントの側壁に穴を開け、枝のほうにも血液が流れるようにしたという。道理で、手術中にバルーンの圧力をいろいろ指示して、ずいぶん大変そうだったはずだ。

こんなに頑張っても狭窄が進んだことに昨日ショックを受けたが、まったく問題のなかった部分が90パーセントまで詰まってしまったとは、あまりにも早すぎる。このまま行けば、ステントを何本も入れる羽目になる。おまけに、心臓だけではなく、脳梗塞のキケンもあるわけで、昨日以上に暗澹たる気持ちになってしまった。

もうひとつショックだったのは、昨年12月に心筋梗塞を起こした箇所は、95パーセントぐらい詰まっていたのではないかと言われたことだ。前回手術を担当したY医師は、あまり狭窄が進んでいないのに内壁から出血してわらわらと血小板が集まり、梗塞を起こしたと説明してくれた。群馬のA医師も、75パーセント以上狭窄している人が心筋梗塞になるのは8人に1人で、ほとんどがあまり狭窄が進んでいない人だと言っている。ネットでは、25パーセントぐらいの狭窄から出血する例がもっとも多いという説もあった。狭心症が進んで心筋梗塞になるというこれまでの常識とはまったく違う、新しい知見だ。

ところが今回のK医師は、旧来の見方をとっている。さて、自分の場合はどちらなんだろう。これまでは、メタボ関連でリスクのない自分がなぜいきなり心筋梗塞になったのか疑問に思い、Y医師やA医師の説明がその回答であると思ってきた。しかし、急速に90パーセントまで進行してしまうのが自分の体質だとしたら、旧来の見方も成り立つ。そういう見方に立てば、今回90パーセントの狭窄を治療してもらえたことは、命が助かったということになる。動脈硬化と心筋梗塞についての関係、まだまだ勉強しなければならないな。

主治医の説明の前に栄養士が来て、食事指導の話を聞いたが、うちは模範的で、ほとんど改善する余地はないことが明らかになった。あまり極端に食事制限をして作るほうも食べるほうもストレスになるより、いまのままを続け、たまには羽目を外すこともいいのですよとも言われた。つまり、いま改善できることはない。いまのままを続けるしかないということだ。ここでもまた、手詰まり……。

来年の6月、またカテーテル検査をすることになった。そこでステントを入れる必要がなければ、薬剤投与や生活改善の効果があったとして、新たに症状が出ないかぎり、もうカテーテルはやらなくなるという。重い荷物を背負い込んでしまった気分から、まだ抜けられそうもない。

いま考えているのは、西洋医学の範疇ではもう難しそうだということだ。体質の改善をはからなければ、また同じことになる。ヨガなり、他のストレッチなり、試してみたほうがいいように思う。

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やっと帰宅

今日、11時過ぎに無事に帰宅した。まず、生還できたことを素直に喜びたい。いくら安全性は高いとはいっても、重篤な合併症が生じきる確率は1%はあるのだ。自分が99人ではなく、1人のほうに入るかもしれないことは、ずっと意識のなかにある。

玄関のドアを開ける前から、黒犬が待ち構えているのがわかった。入ると飛びついてきて、腰をくねくねさせて体をすり寄せてくる。この前の退院のときほどではないが、喜びが伝わってきて、またもやジーンとなってしまった。

お土産としてわざわざコンビニに寄って買ってきたブドウパンをやり、なで回し、抱き上げ、がうがうとひとしきり大歓迎が続いたあとは、また怒ったような顔でワンワンと吠える。なんでいきなり留守にしたんだ、レイちゃんはパンをくれないぞと、文句を言っていることは明らかだ。ごめんね。でも、ちゃんとこうして帰ってきたよ。

庭を渡ってくる風が心地よい。畳の上はくつろげる。病院の人工的な空気のなかにずっといたので、生きているという実感が伝わってくる。

体がものすごく臭い。たった1晩泊まっただけなのに、こんなに体臭がひどくなるのかと、ショック。傷口にラップを巻いて、シャワーを浴びた。そして出てから気づいたのは、臭いの元は血液と手術用の消毒薬らしいということ。少し濡れた傷口の絆創膏から、やっぱりその臭いが漂ってくる。やれやれ。

こちらはされる側で何にもしていないのに、やっぱり疲れた。背中や肩がぱんぱんに凝っている。頭痛もひどい。あやうく命を失いかけ、10日間入院した前回ほどではなかったが、こうして退院してくると、やっぱりどこか景色が違って見える。自分と、住み慣れた環境とのあいだに、なんだか薄い膜が存在しているみたいだ。だからよけい、ありがたさが身に染みる。この感覚を忘れないようにしようと、心に誓った。

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朝食

 

朝食。エビとカリフラワーが入った彩りサラダとパン1枚。牛乳とオレンジ。サラダに、ケイパーが入っている。こういうところに、センスを感じる。

日が差してきた。気持ちよい秋晴れになりそう。

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入院二日目の朝

4時半前に、トイレで起きてしまった。まだ真っ暗。眠れず。雨が上がったような気配。WEBを見たりしているうちに、明るくなってきた。外の景色を見ると、やはり前回と同じ部屋であることがよくわかる。

6時すぎに、前回の入院で親しくなったナースのNさんがやってきて、点滴と止血バンドを外してくれた。iPhoneユーザーの彼女に、止血バンドを撮ってもらう。傷口がどこにあるのか、ぜんぜんわからない。空気を少しずつ抜いてだんだん圧迫を軽くしていくなんて、よくぞ考えたものだ。これのおかげで、鬱血もなく、痺れもない。助かった。

洗面をし、自販機にお茶を買いに行く。空気が乾燥しているらしく、喉が渇いて仕方がない。Nさんは、勤務中に2リットルも水を飲むそうだ。

先ほど、ふいに柑橘系の匂いが漂ってきた。もしかして、患者を自然に目覚めさせるために、アロマテラピーの効果を狙って送り込んでいるのだろうか。

雲が晴れて、日が差してきた。黒犬は、そろそろ散歩に連れて行ってもらっていることだろう。

iPadのBlogsyから投稿してみる。さっきiPhoneで撮った写真が、フォトストリームでiPadにきている。うーん、これは便利だ。

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痛みが治まってきた

眠ろうとしてもオシッコに行きたくなり、トイレから戻ると喉を潤すためにお茶を飲み、またオシッコに行きたくなる、の悪循環。ずっと頭が重いので、もう寝なくては。

10時半頃に、手首の止血バンドのエアーを抜いてもらった時、けっこうズキズキ痛んだが、そのうちさっきまで続いていた鈍い痛みがかなり治まってきた。人間の体の自己修復能力はすごい。

おかげでこうしてiPadでローマ字入力をして、なんとか書けるようになった。Brogsyから投稿してみる。

 

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長い一日

気軽な検査のつもりが、とんだことになった。左手首に点滴、右手首にカテーテル挿入のために切開した傷口、さらにナースステーションで監視するワイヤレスの心電図計まで付けられてしまって、自由に動けない。完全な病人だ。しかも傷口がけっこう痛くて、右手で何かすると、痛みが走る。

夕食は、右手が使いにくいでしょうからとご飯がおにぎりになったが、それがありがたかった。メインディッシュはスパニッシュオムレツ、ズッキーニ添え。それに、カブを炊いたものと、サラダ、りんご。

お昼が抜きだったので、ガツガツ食ってしまった。病院食というと、まずい食事の代名詞だが、ここの食事はかなりセンスがあるように思う。

造影剤を出すために点滴を入れているが、喉も乾く。お茶をずいぶん飲んだ。ちょうど季節の変わり目で、今日は朝から頻繁にオシッコが出ているが、それに点滴が加わって、いったい何度トイレに行ったことだろう。手術中にしたくなるのではないかとヒヤヒヤしたが、なんとかもった。

1パックを6時間かけて入れるので、あとまだ2時間近く残っている。8時頃に猛烈に眠くなったが、少し覚めてしまって、これを書いている。

iPhone5のカメラで撮った夕食。手が痛く、こんな写真になってしまった。

長い一日だった。

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3本目のステントを入れた

12月の手術で入れた2本のステントは、問題なし。めでたしめでたしになるはずだったのに、この10か月で急速に動脈硬化が進んだ箇所が見つかって、新たにステントを入れることになってしまった。あの頃は50パーセントぐらいの狭窄で、手をつけようとは思わなかったのに、なんと90パーセントまで塞がっていたそうだ。

血液検査の結果を見ても、薬で抑えていることもあっていまは低コレステロール症気味である。それなのにこんなに急速に動脈硬化が進行するのは、やはり家族性の遺伝的なものらしい。ここまで食事に気をつけ、運動をしてきたのにこのザマだというのには、ほんとうにがっくりときた。ショックだ。

改善できる可能性があるのは、いまのようなストレスの多い仕事を辞めることぐらいしか思い浮かばない。とことん運動をして体を絞ればいいのかもしれないが、心臓がもうやられているので、緩やかな運動しかできない。もどかしい。

あと2か所、今後詰まりそうなところがあるという。オオカミがきたになってしまってもいいから、ちょっとでも違和感を感じたらためらわずに来院しなさいと言われた。

仕方がない。こんな体と、うまく付き合っていくしかないのだ。

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