昨夕、黒犬の散歩の帰りがけに、近所の八百屋で南高梅(4Lサイズ。1kgあたり980円)と群馬産の白加賀(1kgあたり800円)を買った。この店、いつもはもっと安いし、ずっと安い梅もあったのだが、やっぱりきれいな見栄えのいい梅を買ってしまった。先日の台風、紀州の梅どころはどうだったんだろう。もう収穫を終えていたのだろうか。
▲もう少し追熟させたほうがよさそうなので、梅干しは少し先延ばしにすることにして、きれいな白加賀を梅酒にする。先日漬けた分が、ちょっとイマイチだったので、リベンジだ。そのためには、まず梅酒のビンを空けなければならない。昨年の梅酒を、まず酒のビンに移す。昨年は出遅れて、熟した南高梅を漬けた。梅シロップも作ったので、1.5kgぐらい梅があり、ホワイトリカーも2.5リットルぐらい入れてあった。それが、ちょうど720mlビン4本になった。
▲先日分は、あまりきれいな梅でなかったので、全部をフォークで突っついて穴を開けたが、今回は傷の付いている分だけ、そうしておいた。あざやかな緑を見ていると、うれしくなる。
▲タカラのホワイトリカー1.8リットルと、氷砂糖500g弱ぐらい。面白いのは、ホワイトリカーの箱に書いてあるレシピでは、梅1kgに対して、リカー1.8リットル、砂糖は200〜400gとなっているのに、氷砂糖のほうには砂糖1kgとなっていること。5倍の差だ。
▲続いて、梅酒の梅をジャムにする。まず梅を煮て、一度煮こぼしし、さらに煮る。青梅でないので、すぐに柔らかくなるようだ。
▲そして、ヘラでつぶす。種と果肉がなかなか離れない。
▲さらに、ざるで裏ごしする。じつは前回作った梅ジャムが、おいしいものにならなかった。なんとなく梅の味のする、ねちょねちょした塊になってしまったのだ。それに懲りて、今回はひと手間かけることにした。
▲あれだけの梅からこれっぽっち。面倒なので、実を取り出さないでいきなり裏ごししてしまったが、ていねいにやればもっと量が増えたかもしれない。
▲ホーロー鍋で煮詰める。前回と比べて、けっこう酸味も甘みもある。ほんのり梅酒の香りもする。砂糖もあまり入れないで済ました。レモン汁も加える。
▲できあがった梅ジャム。前回は茶色い塊たったのに、今回はきれいな緑。今朝になってパンに付けて食べたRei(酒はほとんど飲めない)は、少し酔ったという。あれだけ煮たのに、まだアルコールが残っていたとは信じられないのだが。