カワウの飛翔

昨日の巨大なアオサギがもしかしたらいるかもと思って、今日は一眼レフを持ち出す。そういうときに限って収穫がないものだが……。

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▲カワウコロニーの木に、今日はカワウとアオサギとダイサギが止まっている。このアオサギは昨夕見たヤツだろう。この角度からしかダイサギたちは見えない。このあと、繁みに引っ込んでしまった。

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▲ゴイサギ。木の下にいて、獲物を狙っている。じっと動かない。

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▲居残ったオナガガモの雄。毎年、4月半ばにはあれほどたくさんいたオナガガモがいなくなり、連休前にはキンクロハジロもいなくなる。ところが、上池にはいつも2羽、オナガガモの雄が残るのだが、今年は1羽だけらしい。どうして群れと一緒に行かない個体がいるのか、不思議だ。何かメリットがあるのだろうか。そして、何か将来の判断をするのだろうか。

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▲下池にいたカワウ。偉そうに羽を乾かしている。

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▲突然、カワウが飛び立った。あわてたので、ブレブレ。もう少し速いシャッター速度にしておけばよかった。1/160だった。

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おぼろ月蝕

ここのところ、珍しく天文づいている。6月4日夜の部分月食、楽しみにしていたのだが、夕方から南東方向に雲が出て、残念な結果になった。月の出が遅く、南東方向には家々や公園の木々があるので、なかなか見ることができない。

8時半頃、試しに公園に行ってみると、雲越しにぼんやりと月がわかるので、iPhoneで撮影。なんとか写ることがわかったので、EOS Kissを持ち出した。

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公園の池から見た月。ベンチに肘を付けての手持ち撮影で、1/8でシャッターを切る。なんとなく真円でない、いびつな形のように感じられる。

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家に戻って、2階の窓から。東南方向にマンションがあり、公園の木も見えている。ちょうどその隙間に月があった。これもいびつな形になっている。もうブレとか気にしても仕方がないので、窓枠に体を預け、1/8のまま、200mmで撮った。

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巨大なアオサギを見る

夕方の散歩中、下池の睡蓮群落の端っこで、これまで見たなかで一番大きいアオサギを見た。しかも道路のすぐ近くの杭の上にずっといる。通りがかる人がみんな驚いて、指さしていた。

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こちら岸から見たところ。ちょうど木々がない開けたところなので、道路にいる人たちが写真を撮ったりしている。

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これもこちら岸から。羽毛がなびいて美しい。脇の下がかゆいようで、なかなか顔を上げている写真が撮れない。

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対岸の道路から。アオサギはあまり神経質ではないが、こんなに近くにいるのを見るのは初めて。態度が堂々としていて、若鳥ではないように感じられる。一眼レフカメラを持って出ればいいのだが、こんなチャンスに恵まれることはめったにない……。

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また桑の実を収穫

Reiが仕事のある日なのに、どういうわけか早起きして、一緒に散歩に行く。彼女のお目当ては桑の実である。公園の入口近くの木からユスラウメを採るが、去年はあんなにあったのに、今年はほとんどしなびてしまっているとのこと。

20120604 06 51 38昨日のカワウのコロニー(上池)。20羽以上常駐するようになると、糞で木がまっ白になる。

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下池の睡蓮群落で。シルエットにカルガモがたたずむ。そういえば、まだ今年は子鴨を見ていない。母親の後ろでちょこちょこ泳ぐのは、ほんとにかわいいのだが。

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本日の収穫。桑の実だけだとあまり酸味がないので、もっとユスラウメが採りたかった。

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IP電話用ルーターの不調

昨年11月にADSLからフレッツ光にして、電話もひかり電話にした。一方で、それまでReiの実家との無料通話で重宝していたSo-netフォンを継続して使うために、NTTからIP電話用のルーター(WebCaster V130)をレンタルして(月380円)使ってきたが、3月からまずそこにつないだシャープ製電話機の子機が不調になり、ヤフーオークションで子機を安く購入。ところが購入元ではわざわざテストをして送ってくれた新しい子機がペアリングできず、今度は親機の不調も疑われたので、親機も購入した(1200円にしてくれた)。

それでもペアリングがうまくいかず、新旧の親機も子機も送ってテストをしてもらったところ、親機が2台とも不調だという。このモデルはデザインが一新され、電波が弱いのだそうだ。そこで、連休前に購入元がいまも愛用しているというシャープ製電話機(うちのものより旧モデル)がいきなり送られてきた(子機は3台も付いている!)。

これが、最初のうちは、音質があまりよくないもののつながっていたのだが、ある日突然つながらなくなり、またペアリングの問題かと思っていたら、親機がつながらなくなった。またまた交換してもらうのも大騒ぎになるし、お金もかかるし、相手の好意がムダになるなと困っていたら、なんと親機でも通話できない。そこで、はたと、問題がルーターにあるのではないかと思い至った。

昨日ようやく、気持ちに余裕ができたので、ルーターのマニュアルを読み、いろいろやってみたのだが、接続は問題ない。ランプもそれぞれちゃんと点灯している。ただし「IP電話」というランプは消灯したままだ。

では、と思って管理画面に入ろうとしたが、説明書通りやっても、どうしても入れない。さんざんやってみてもだめだったので(でも、このルーターのIDとパスワードが不明なのだが)、So-netのページに行き調べると、So-netフォンを自動設定してくれるページがある。おやおや、こんなものがとやってみたが、やはりルーターの管理画面に入るところで、サーバーが見つからないと言われる。

じつは、光回線導入時にSo-netの関連会社の無料サービスを利用して設定や動作確認をしてもらった。そのため、人任せにしたので、いまいち内容を把握していない。それなのに、サービスマンが残していったはずの書類が、部屋をかなり片付けて探したのに、見つからない。

仕方なくSo-netに電話する。なぜSo-netを使い続けているかというと、サポートの電話がとてもつながりやすいからだ。今回も一発で、呼び出し音が聞こえないほど早く、男性が出てくれた。一緒に最初からやってみるが、結果は同じ。そこで、NTTを紹介してもらい、電話してみるが、サポートとしては珍しく、なんでも大げさに驚いて相づちを打ってくれる女性が出てきて、いろいろ説明した。しかし、どうもそれはハードウェアの故障ではないかという見解で一致し、故障・修理部門に電話をすることになった。しかし、もう5時を過ぎてしまったので、留守電に用件を入れることになり、あとで担当者が順番にそれを聞いて電話してくるという。

ちょうど犬の散歩に出るところだったので、今日のところはやめておくことにした。まだ気になっているのは、ルーターの一番上にある初期化ボタンを押していないこと。So-netへ電話しているときにそれに気づいたが、So-netの担当者もNTT女性も、それを押さずにまず電話してみるほうがいいと勧める。さて、どうしよう。このルーターはアダプターモードで動作しているので、IDやパスワードは登録していないのかもしれない。だったら、まずやってみるべきだとも思うのだが、さて……。

しかし、こういうことって、どうしてこんなに時間とエネルギーを費やさせられることになるのだろうか。貴重な時間をムダにしているとつくづく思う。

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天安門事件から23年

今日は6月4日。日本では虫歯予防デーだが、天安門事件から23年が経ったことになる。天安門事件そのものについては置いておくが、あの日私たちは北京にいた。

というと大げさだが、パキスタン航空のイスラマバード→東京便に乗って、日本へ帰るところだった。ところが、そろそろ北京空港着となるはずが、様子がおかしい。悪天候のため、天津空港に着陸すると告げられた。エアバス301Aだったので、現在位置はモニターで刻々と表示される(映画の上映がない時間帯)。着いたところは、滑走路がコンクリートの板を並べたようになっていて、いまにして思えば軍用空港だった。たしかに雲が厚く、疑問に思わなかった。

たしか1時間ぐらい滞在してから、北京空港へと着陸した。しかし、ただでさえぎりぎりだった成田の到着時刻がもうタイムリミットで夜間発着禁止にひっかかり、これから北京市内のホテルで1泊するという。ここまで来たのだから一気に帰宅したかったのに、仕方がない。

情報が何もなかったので、外国人でごった返す北京空港を見て、すごく繁盛しているな、成田は抜かれているじゃないかと思ったほどだが、まさかそれが出国を急ぐ人たちだとは思ってもみなかった。

何も知らずに、市内と空港のだいたい真ん中あたりにあるらしい小さなホテルで、ひと晩を過ごした。もちろん、食事も何もかも、PIAのおごりだ。期待していた本場の中華料理はイマイチだったが、山奥の生活で疲れたからだには、清潔なホテルが心地よかった。

翌朝、PIAの職員がパスポートをしっかり持って俺についてこいと、先頭に立つ。このときも、何も知らず、疑いもせず。人混みをくぐり抜けて無事搭乗し、そのまま4時間の飛行で成田に到着。実家に電話をして事態を初めて知り、仰天した。

5日の朝、ホテルから出ると、自転車で通勤する人たちが大勢いた。なるほどこれが有名な銀輪部隊かと感心させられたものだ。また、バスで空港に向かう途中も、公園で太極拳を楽しむグループをいくつも見た。鳥かごをあちこちに吊るし、鳥の声を聴く会をしている人たちもいる。まさか、市内であんなことになっているとは、想像もできなかった。

毎年この時期になると、あの太極拳の風景を思い出す。庶民とは、そういうものなのだという思いが深く刻み込まれてしまったようだ。

今日のNHKのサイトで、イスラマバードの日本大使館に、72時間以内に全員が退去しないと爆破するぞという脅迫の電話が2度もかかってきたというニュースを見た。パキスタンといちばん深い関係にあるのが中国だが、圧倒的に人気のあるのは日本人だ。軍政が長く続いたパキスタンだが、やはり中国の体制や中国人流の現実主義は評価されていない。日本を敵にしては、パキスタン・タリバンにメリットはないと思うのだが。

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OmniFocusの同期先を変更

Omnifocusabout昨年末に入院するまでせっせと使っていた、タスク管理ソフトのOmniFocus。アップルのMobileMeを使ってMac、iPhone、iPadの同期が簡単にできるため、クラウドのありがたさをいち早く実感させてくれた。

MobileMeは、6月30日でサービスが終了する。そこで、Lionにバージョンアップしたのを機会に、OmniFocusの同期先を、開発元が提供するOmniSyncServerに変更した。驚いたのは、Googleで検索してみると、OmniFocusに関するブログ記事がずいぶん増えていること。そして印象的なのが、うまく使いこなせないでいたのに、改めてこのソフトを使いこなそうとする人がけっこういることだ。

そのアドバイスを見ていたので、OmniSyncServerへの変更も何も問題がなかった。まずOmniのサイトでメールアドレスを登録。返ってきたメールをクリックして、アカウント(IDとパスワード)を設定。そのとき、起動しているMac版OmniFocusに自動的にアカウント名が挿入される。これは、とてもうまい仕組みだ。あとはパスワードを入れれば、すぐに同期されて使えるようになった。iPhoneのほうも同期先でOmniSyncServerを選ぶだけで、何の問題もなく、あっけなくつながった(まだiPadはやっていない)。

Appstoresales試してみると、わりとすぐに同期されるようだ。MobileMeでも遅延を感じたことはなっかったが、これだけ早く同期してくれると不安がない。以前、OmniSyncServerはβ版で、やがて有料サービスへ移行するとあって躊躇していたのだが、こんなことならもっと早くやっておけばよかった。

入院をきっかけに、タスク管理を中断してしまったら、あとでいろいろやるのが面倒で放っておいた。でも、そろそろこれを使わないと、仕事が滞るようになってきた。これから使い込んでいきたい。

いま、Appstoreで見てみたら、なんと有料ソフトのセールスでベストテンに入っている。まあ、価格が高いから上に行きやすいのだが、だんだん支持されてきているようだ。ほかにもOmniGraphsとOmniOutlinerを愛用しているので、Omniの評価が高まるのはうれしい。OmniFocus以上に、この2本には替えがないのだ。

ようやくこのソフトの全貌というか、使い方のコツみたいなのがわかってきたので、これまでのものを全部削除して、新たに始めたほうがいいのかもしれない。

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井の頭公園へ行ってきた

午後、吉祥寺にちょっと用事があり、黒犬も連れていくことにした。最近、ちょっと太り気味なので、長距離の散歩を心掛けている。ホルモンの影響なのだろうか。おかげで、また9.6kgまで戻った。

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上池にて。ゴイサギが木の下にいる。他のサギに比べて、警戒心が薄い。

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朝のカワウのコロニーを別の角度から見たところ。

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黒犬は、店というものに入りたくて仕方がない。Reiが買い物で何件かの店に入っていくたびに待たされ、ついにすたすたと自分から入り込んだのが、ペットショップ(犬は置かず、ペット用品のみを扱う。アパレル関係らしく、犬用の服や首輪、リードなどが豊富で、メンズ・レディース用の店と同じビルにある)。以前ここで犬を抱くためのスリングを見て、一度本人(本犬)を連れてきたいと思っていた。お目当てのスリングはSサイズしかなく、取り寄せられるMサイズだと色や柄がイマイチ。そこで勧められたのが、これ。もっと大きく、底がちゃんとあって、犬が座れるようになっている。スリングというより、ショルダーバッグだ。作りもしっかりしているので、迷ったが買ってしまった。わんこをポケットに入れて歩きたいというのが夢だったが、ちょっと大げさだけどそれが実現した。

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井の頭公園へ行く道は、とんでもなく混雑している。あまりの人の数に、黒犬も興奮。そこを抱きながら通過し(歩いている犬をひょいと抱えて買ったばかりのバッグに押し込むのは難しい)、公園へ。やはりここでも、池の縁を歩きたがるエッジ・ウォーカーぶりを発揮。

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水に入りたくて仕方がなく、池のほとりをうろうろしたが、飛び込む勇気はなし。流れ出した神田川の最上流部へ。さっそくドボン。ごくごく水を飲むが、野川と違って汚い。せっかく水筒の水を飲ませようとしたのに、ほとんど飲んでくれず、こうして川の水を飲む。

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あまりの人の数に当てられて、疲れた。そのまませっせと歩いてうちの池の湧き出し口まで来て、ドボン。澄んで冷たい水に、やれやれ。5時半になって、もう林のなかはけっこう暗くなっていた。途中で、いつものパン屋さんに寄り、パンを買って食べた。

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またもや桑の実を収穫

今朝の散歩にて。ここのところちょっと気分に余裕ができて、またiPhoneで写真を撮っている。

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杭の上にとまっているカワウと、カワウのコロニー(上池にて)。我が物顔であたりを睥睨して、態度がでかい。

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何という植物なのだろう。遠目に見ると、まるで綿の塊。下池へと降りていく住宅街にて。

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小さな花がびっしりと咲いている。とても繊細できれい。花期はどのくらいあるのだろうか。

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今朝は、黒犬に朝早く起こされることがなかったので、散歩に出たのは6時半頃。昨年、桑の実摘みに熱中したReiも起きてきて、一緒に来た。昨日摘んだ残りを収穫。まだまだ青い実がある。いつもたくさん採るバス通り沿いの木は、今年は枝振りが悪くて、柵の向こう側にあり、手があまり届かなかった。

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川が流れ出し口にゴイサギがいる。上を車が通っても平気。不思議なことに、Reiはいつもゴイサギを見つけるのがうまい。こちらが気づかないのに、思わぬ木の茂みや暗闇の川面で「いた!」となる。でも、これには気づかなかった。

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本日の収穫。昨日分と合わせて、ジャムにするために砂糖をまぶしてある。

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黒犬、トンボの羽化を発見

今朝は5時過ぎに黒犬に起こされてしまい、早くから散歩に出た。それでいて、あまり歩かず。引きずるようにして歩き始めて、やって下池へ。池の縁を歩いていたら、突然池を覗き込む。水に飛び込むのかと思ってリードを引っ張ったら、なんとトンボが羽化するところだった。臭いでわかるのだろうか。
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以下は下池の睡蓮。

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早すぎてまだ日が照らないので、コントラストが高くなくて、かえってきれいに写った。

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きれいな色だが、この毒々しさは日本のものではないとつくづく思う。

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以前より花の数が増してきたように感じられる。

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池の縁を歩く黒犬。もう少しじっとしていてくれたら…。

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下池のほとりに生えている桑の実を摘んできた。まだ青いものが多く、これだけ。カラーシャの谷では桑の実をマシュシュテックと呼び、乾燥させて冬の間の食糧とする。クルミと共に、儀礼でもよく用いられる。

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