昨年11月にADSLからフレッツ光にして、電話もひかり電話にした。一方で、それまでReiの実家との無料通話で重宝していたSo-netフォンを継続して使うために、NTTからIP電話用のルーター(WebCaster V130)をレンタルして(月380円)使ってきたが、3月からまずそこにつないだシャープ製電話機の子機が不調になり、ヤフーオークションで子機を安く購入。ところが購入元ではわざわざテストをして送ってくれた新しい子機がペアリングできず、今度は親機の不調も疑われたので、親機も購入した(1200円にしてくれた)。
それでもペアリングがうまくいかず、新旧の親機も子機も送ってテストをしてもらったところ、親機が2台とも不調だという。このモデルはデザインが一新され、電波が弱いのだそうだ。そこで、連休前に購入元がいまも愛用しているというシャープ製電話機(うちのものより旧モデル)がいきなり送られてきた(子機は3台も付いている!)。
これが、最初のうちは、音質があまりよくないもののつながっていたのだが、ある日突然つながらなくなり、またペアリングの問題かと思っていたら、親機がつながらなくなった。またまた交換してもらうのも大騒ぎになるし、お金もかかるし、相手の好意がムダになるなと困っていたら、なんと親機でも通話できない。そこで、はたと、問題がルーターにあるのではないかと思い至った。
昨日ようやく、気持ちに余裕ができたので、ルーターのマニュアルを読み、いろいろやってみたのだが、接続は問題ない。ランプもそれぞれちゃんと点灯している。ただし「IP電話」というランプは消灯したままだ。
では、と思って管理画面に入ろうとしたが、説明書通りやっても、どうしても入れない。さんざんやってみてもだめだったので(でも、このルーターのIDとパスワードが不明なのだが)、So-netのページに行き調べると、So-netフォンを自動設定してくれるページがある。おやおや、こんなものがとやってみたが、やはりルーターの管理画面に入るところで、サーバーが見つからないと言われる。
じつは、光回線導入時にSo-netの関連会社の無料サービスを利用して設定や動作確認をしてもらった。そのため、人任せにしたので、いまいち内容を把握していない。それなのに、サービスマンが残していったはずの書類が、部屋をかなり片付けて探したのに、見つからない。
仕方なくSo-netに電話する。なぜSo-netを使い続けているかというと、サポートの電話がとてもつながりやすいからだ。今回も一発で、呼び出し音が聞こえないほど早く、男性が出てくれた。一緒に最初からやってみるが、結果は同じ。そこで、NTTを紹介してもらい、電話してみるが、サポートとしては珍しく、なんでも大げさに驚いて相づちを打ってくれる女性が出てきて、いろいろ説明した。しかし、どうもそれはハードウェアの故障ではないかという見解で一致し、故障・修理部門に電話をすることになった。しかし、もう5時を過ぎてしまったので、留守電に用件を入れることになり、あとで担当者が順番にそれを聞いて電話してくるという。
ちょうど犬の散歩に出るところだったので、今日のところはやめておくことにした。まだ気になっているのは、ルーターの一番上にある初期化ボタンを押していないこと。So-netへ電話しているときにそれに気づいたが、So-netの担当者もNTT女性も、それを押さずにまず電話してみるほうがいいと勧める。さて、どうしよう。このルーターはアダプターモードで動作しているので、IDやパスワードは登録していないのかもしれない。だったら、まずやってみるべきだとも思うのだが、さて……。
しかし、こういうことって、どうしてこんなに時間とエネルギーを費やさせられることになるのだろうか。貴重な時間をムダにしているとつくづく思う。