昨日の午後から、MacBookProにBootcampパーティションを切って、Windows7をインストールしている。
最初に書いておくと、このマシンは当初120GBのハードディスクを搭載していたが、それをWestern Digitalの640GBに載せ替えた。その後半年ぐらいして、まずBootcampとParallelsで動かしていたWindows XPの動作がどうにもならないほど遅くなり、さらにMac側も異常なほど遅くなってきたので、クリーンインストールをした。それから1年後、やはり同じようにおかしくなってきたので、またクリーンインストールをし、Windows7を導入。またまたおかしくなってきたので、昨夏クリーンインストール。このとき、もう少しWindows側の領域を大きく取ろうと、パーティションを消してしまった。バックアップを取ろうかと思ったが、以前愛用していたCarbon Copy ClonerがWindows7に対応していないので(知らなかったが、当時β版では対応していたようだ)、あきらめた。
ところが再インストールが面倒で、その後ずっと放ってあった。MacBookAirのParallelsで動かしているWindows XPがすこぶる快調で、ついついそちらを使ってしまっていたせいでもある。しかし、AirのほうはSSDの容量が限られているので、パーティションも最低限。OfficeやAcrobatはインストールしていない。そのため、Word文書をPDF化してウェブに載せてほしいというような要請に応えられず、Mac版のWordでごまかしていたが、タイトにレイアウトしてあるWord書類は、Mac版のOffice2011をもってしても、レイアウトが崩れる。
というわけで、入院前からやろうやろうと思っていたインストールをようやく始めた。以前と同様、以下のページを参照した。これを見ながらでないと、結局はできるだろうが、ひどく時間がかかって試行錯誤してしまうかもしれない。見やすくまとめられていて、助かる。
http://ascii.jp/elem/000/000/494/494613/
黒犬の散歩中にインストールをやらせておき、帰ってきたら、すでにWindows7が起動していた。予想よりも楽だった、もっと早くやればよかったかななどと思いながらその後の作業を続けたが、これは過去の辛苦を忘れていたからで、以下のように数々の困難が待ち受けていた。
何をさておき、ウイルスセキュリティZeroをまずインストール。オンラインで購入したので、メールを漁ってシリアル番号を調べる。それからソースネクストのこのページを見て、無事インストールが終わった。
http://sourcenext.force.com/faq50search/faq?id=VS-00544
ところがこのページをよく読まずにインストールしてしまったため、本来ならば新規インストールだから必要ないはずの、旧ファイルの削除ツールを起動しようとして、ドツボにはまった。VSRemToolを使うには、右クリックを押して管理者権限で起動させなければならないのに、MacBookProのトラックパッドで右クリックが押せないのだ。
その理由は、インストールされたBootcampサポートツールのバージョンが低く、Windows7に対応していなかったから。なぜバージョンが低いかというと、Windows7インストール後に挿入したMacOS 10.6のシステムディスクが古かったから。もちろん、Windows側からアップデートをかけたのだが、Macと違ってWindowsでは、一発ではアップデータはかからない。それを忘れて1回だけやって安心してしまって、まだかけなければならないのを怠っていた。
それに気づかず、何を血迷ったか、Windows7のコンパネから「マウス」の設定を選び、ふと思いついて「主と副のボタンを入れ替える」をチェックしてしまった。おかげで、コンテクストメニューは開くのに、クリックができない。クリックができないと、さっきの左右ボタンの入れ替えも取り消せない。わが家には2ボタンマウスがないので(妻のマウスが2種類あるのだがどちらも無線で、すぐにはつながらず)、まったく身動きが取れなくなって往生した。
ふと思いついたのが、ワコムのタブレット。これをつないで、なんとか右クリックを押し、苦境を脱することができた。ドライバーなしでもとりあえず動くので、助かった。
(来客がきたので、ここまで。続く)