さきほどasahi.comで「脳卒中や心臓病、10年後の確率は? ウェブで簡単予測」という記事を見て、大阪府立健康科学センターのウェブサイトへ行って試してみた。
性別・年齢・身長・体重・血圧・善玉/悪玉コレステロール値・降圧剤服用・中性脂肪・糖尿病・喫煙習慣・飲酒習慣など12項目を入力すると、1年後・5年後・10年後の発症率と、平均と比べたリスクなどが表示されるようになっている。
で、昨年9月末の区民健診のデータを入力したところ、以下のような数値が出た。
●あなたが「虚血性心疾患を発症する確率」は?
あなたの値は
1年後……0.0%
5年後……0.2%
10年後……0.6%
平均に比べて何倍?……0.5倍
平均値
1年後……0.1%
5年後……0.5%
10年後……1.3%
理想値
1年後……0.0%
5年後……0.3%
10年後……0.8%

この数値だと、1年後が0.0%なのはもちろん、10年後でも虚血性心疾患を発症する確率はたった0.6%!!! 平均値が1.3%だから、同年齢の平均的な日本人(大阪人)と比べて、心筋梗塞になる確率は半分以下。しかも、理想値さえも下回っているではないか!
ついでに、おととい、退院後初めて外来の診察を受けたときに検査で出た数値を入れてみた。血圧が若干高くなっているが(これはものすごく変動する)、あとのメタボに関係する項目の数値は、薬を飲み、食事にも気をつけているせいで、さらに改善されている。ところが……。
あなたの値は
1年後……0.1%
5年後……0.7%
10年後……1.8%
平均に比べて何倍?……1.4倍
あらら、いまのほうがリスクが高くなってしまった。「脳卒中や虚血性心疾患と既に診断された方には当てはまりません」とは書いてあるので、この「ついでに」計算した方は当てにならないわけだが、今回変化があった血圧の上昇や降圧剤の服用を始めたことがそんなに影響するものなのだろうか。肝心なのは善玉・悪玉コレステロールの比率の問題と、いまは理解しているのだが。
この計算モデルは、大阪府民の10年間の疫学調査の結果をもとに作成されているそうだが、こうやって公表したからには、かなり信頼できるものと自信をもっているのだと考えていいのだろう。それでも、2ヵ月半後に急性心筋梗塞で死にかけた人間がここにいる。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチ、「Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life」をあらためて噛みしめたい。