写真がずれている?

iPadでこのブログを見ていると、違う写真が表示されている箇所があることがわかって驚く。一つのエントリーをするぷろ(iPhone版、iPad上のiPhone版)やDPad、Wordpressのダッシュボードを往復して作っていたので、間違えたのだなと思ってさかのぼってみるが、入院中に確認したものまで入れ替わっている。すでにそのエントリーは何度も見ているので、気づかないはずがない。

いまMacで見てみると、ちゃんとしている。なにかキャッシュの問題なのかもしれない。これを修正しなければならないとしたら、かなり面倒なことになりそう。

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入院11日目〜帰宅

廊下が騒がしく、5時過ぎに目ざめてしまい、眠れなくなる。でも、なんだか寒いので6時15分までベッドにいて、布団にくるまっていた。夜明けの写真を撮影するのも、これで最後だ。吐く息でガラスが曇るので、撮りにくい。歯を磨き、髭を剃っているところでSさんが来て検温と体重測定。心不全を起こすと、水が溜まって足などがむくみ、急に体重が増える。毎日体重を測るのは、そのためだ。1日で1kg増えたら、疑っていいという。

テレビを観るのもこれで最後。たしかに、ネットでは自分の興味のある記事しか読まないが、へえーと思うローカルな話題をいろいろ工夫しながら見せてくれ、見聞が広がる。ただ、わが家の事情を考えると、あえて買おうとまでは決断できなかった。キャスターやアナウンサーのイントネーションも気になり、時代に取り残されていることを思い知らされる。

8時半にリハビリのN先生がくる。いろいろな注意というか、心筋梗塞患者としての心がけみたいな一般論をいまさらこんこんと諭された。雑誌の取材の件は、自分より適任の方がいると、ちょっと及び腰。心臓病リハビリの専門家の名前を挙げてくれたが、今回はあくまでも一般人対象であることを伝える。脈拍が120を超えるような運動は、1か月ぐらいは控えた方が安全だとのこと。ドクターに会える時間は限られているので、N先生にリハビリ中にいろいろ相談できたことは、本当に助かった。

その後、薬剤師がきて、薬を渡される。すでに説明を受けていたので、短時間で終わった。新しい薬のおかげで、ずいぶん楽になっていることを痛感した。AirMacExpressやテーブルタップをしまい、荷物をまとめる。

10時頃に妻が来て、支払いをすませに行く。昨夜は、病院から戻ったあと、実家の父が風邪で具合が悪いことを知り、黒犬を連れて様子を見てきたのだという。もし父を医者に連れて行くことになったら、黒犬をどうしようと、途方にくれたそうだ。ナースから渡された書類の金額を見て驚いたが、高額医療費制度の申し込みをしておいたので、思ったより費用がかからなくて、ホッとした。

妻が支払いに行っている間にドクターがきてくれ、挨拶をする。診療中の外来を抜けて、上にわざわざ上がってきてくれたようだ。インフルエンザの予防注射は、もう少し待った方がいいという。肝に銘じておきたいので、手術前と後の写真をお願いする。優秀な医師に担当してもらえて、本当に幸運だった。

11時から、栄養指導。聞かれるままに答えているうちに、最近の徹夜でずいぶん間食をしていたことに気づく。やっぱり、なって当然でもあったのだ。病院食にはうちより味の濃いものもあったほどなので気楽に考えていたが、タンパク質や脂質を含む食品がかなり制限されるのに、自分が病人であることを改めて思い知らされる。ただ、赤ワインのポリフェノールにはコレステロールを下げる効果があるという説などは考慮されないなど、納得できないところもけっこうあった。

これですべて終わり。忘れ物がないか点検してもらった後、もう一度挨拶しようと行ってみたが、ちょうど12時でお昼を配っているのか、ナースステーションは無人。集中治療室も誰もいない。ちょうどすれちがった、担当してもらったことのない若いナースに挨拶して、1階に降りる。けっこう混んでいて驚く。そのまま正面玄関を出て、初めてこの病院の建物を見た。10日間暮らした部屋は、ちょうど玄関の真上に位置している。写真を撮る。

病院の駐車場が満車で入れず、500mほど離れたドラッグストアの駐車場に車を置かせてもらってあったので、そこまで歩く。日差しは暖かかったが、風が冷たい。病棟内をけっこう歩いていたのに、外を歩くのはまったく勝手が違う。よく言われるように、雲の上を歩くみたいだ。気のせいか、ちょっと胸が痛む。ゆっくりゆっくりと歩いた。ドラッグストアで父にための胃薬を買い、一路わが家へ。ほんとに5分で着いてしまう距離だった。近くにいい病院があって、助かった。

公園は発作を起こした11日前はまだ晩秋だったのに、もうかなり葉が落ちて、冬の気配が漂っていた。駐車場に車を入れ、玄関のドアを開けると、黒犬が待っている。そのまま上がり込み、居間に腰を降ろして、尻尾をちぎれんばかりに振り、腰をくねらせながら喜ぶ黒犬を抱いてやる。まかり間違えば、もうこいつに会えなかったのだ。こうして生きて帰れたありがたさに涙が、ポロポロとこぼれた。

膝からするりと降りた黒犬は、こちらの顔を見つめながら、ワンワンと吠えまくる。これまで10日もどこに雲隠れしていたんだと、怒っているみたいだ。やっと、いつもの日常に戻れた。長い長い旅が終わった。

朝焼け

退院当日、朝焼けも見納めだ[iPhone4]

晴れた日には遠くに鉛筆のように突っ立ったスカイツリーが見える。望遠側が85ミリなので、トリミングしている[2011年12月16日撮影 EOS Kiss X4+EFS15-85mm]]

朝食

病院食もこれで食い納め。チーズの入ったサラダ[iPhone4]

病室

初めて見る、この病院のエントランス。玄関のほとんど真上の4階の部屋にいた[EOS Kiss X4+EFS 15-85mm]

公園入口

夕方、おそるおそる散歩に出る。公園の入口を入ったところ。秋の最後という感じ[EOS Kiss X4+EFS 15-85mm]

カエデ

12月7日に撮ったカエデ。もうかなり葉が落ちている[EOS Kiss X4+EFS 15-85mm]

別のカエデ

少し下のほうにあるカエデはまだ燃えていた。かろうじて秋の終わりに間に合った[EOS Kiss X4+EFS 15-85mm]

ベンチに乗った黒犬

まだとても黒犬の散歩には付いていけない。なんで来ないんだと、不満そうな表情[EOS Kiss X4+EFS 15-85mm]

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無事退院しました

みなさま

このたびはいろいろとご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。おかげさまで、その後も順調に回復し、さきほど無事退院してきました。肘の下あたりの血管がかなり蛇行していて(ひねくれている性格は関係ないとのこと)、カテーテルを引き抜くときにちょっと傷ついて内出血してしまったのですが、ひどい腫れはもう引いて、右手で歯磨きできるくらいには回復しています。リハビリで20分自転車を漕いだりしていたのに、病院の駐車場まで少し歩いたとき、思っていた以上に足腰が衰えていることがわかり、ショックでした。

家の前の公園はもうすっかり冬支度で、季節が先に進んでいることが感じられ、なんとも不思議な気分です。さぞかし大歓迎してくれるものとばかり思っていたわが家の黒犬は、ちぎれるほど腰と尻尾を振りながらも、11日間もどこに雲隠れしていたんだと、こちらの顔を見ながら怒ったように吠えまくります。慣れ親しんだこうした光景を、あわや見ることができなかったところだったのだと、感無量になりました。生きて戻れたありがたさをしみじみと味わっています。

医師、ナース、理学療法士とすべてに恵まれ、またみなさまに励まし、支えていただいて、ここまで回復することができました。つくづくと自分はラッキーだったと思います。お世話になった方々の温情あふれる思いをありがたく受け止め、この体験を肝に銘じながら、今後は健康をまず第一に考えて新しい人生を描いていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

とりあえず退院のご報告まで。

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入院10日目

夜中にオシッコで起きないよう、昨夜は水分を控えて寝たのに、心電図計のケーブルがよじれて外れたのか、心電図が途切れていると、男性看護師のOさんが直しにきた。でも、いきなり起こされたというより、その前に、もう朝だと勘違いして目が覚めていたような気もする。おかげで眠れなくなり、おそらく4時半頃まで悶々と過ごす。気温が高いのか、布団をきちんと掛けると暑いし、剥ぐと寒い。

6時20分に起きる。なんだかだるい。昨日シャワーを浴びたせいか。しばらく布団にくるまっていた。洗面後テレビを観る。家ではできないことをやろうとテレビをつけるのだが、知りたいことを効率よく知るためには、テレビはあまり適していないことがよくわかる。その代わり、新聞でいう三面記事や地方版的な部分をそれなりにおもしろく見せてくれる。震災関連のニュースをこうしてテレビで見ていれば、もっといたたまれない気持ちになったことだろう。7時過ぎに採血にきてくれる。朝食後もベッドていて、朝の連続ドラマをしっかりと見てしまった。

9時過ぎから2階へ一人で降り、レントゲンと心電図の検査を受ける。ベストだけで行ったので、かなり寒くなる。戻ってすぐN先生がきてくれて、地下へ。スクワット20回がかなりこたえた。さぞかしヘロヘロだと思った自転車漕ぎは快調で、自転車についてだいぶおしゃべりしながら同じ運動をしても、おとといより心拍数が上がらない。それだけ心臓の力が回復してきているのだという。階段の昇降も練習した。スクワットのせいで、膝が笑う。

けっこう汗ばんで、11時近くに部屋に戻る。親しくなったナースのNさんが、シャワーを前倒しして11時半からにしてくれた。汗を流すだけにするつもりだったのに、お湯が気持ちよく、頭も洗ってしまった。

編集者のK氏から留守電が入っていて、先に出した「3日坊主にならない運動」の企画が通ったという。ストレッチ、ウォーキング、水泳、自転車を4回のシリーズでやるのだ。送られてきたPowerPointを見てから電話。心筋梗塞で入院中と言うと、絶句している。K氏とは、高血圧やメタボ健診などの記事を一緒に作ってきたので、まさかこちらがこんなことになるはずがないということがよくわかっている。

1月初旬に取材をしたいので人選をお願いしますといわれ、ふとN先生の顔が浮かぶ。もう病気になってしまったことは、元には戻せない。ステントを入れてしまったので、薬とは縁が切れない身体になってしまった。だったら、少しでも病気になったことを、人生のなかでプラスに活かしたい。この4回シリーズをやるということで、運動療法から逃げられない気持ちにもなるだろう。モチベーションが続くことになる。捨てる神あれば、拾う神あり。何かを捨てなければ、新しいものは拾えないのだ。N先生、受けてくれるだろうか。

昼食後は、今後どんな危険が待ち構えているのか、どう過ごしたらいいのかを退院前にドクターに聞くための質問票を作りながら、初めて真剣に心筋梗塞についてよく調べてみた。2度目のカテーテル処置の前にドクターからもらった手術承諾書の但し書きを読み(読むと怖くなるので読まずにサインした)、また今飲んでいる薬の副作用などを知ってみると、あとは運動療法をやればいいと簡単に考えていたことに、冷や水を浴びせられた思いがする。

しかし、そのうちに、なぜ標準体重以下で、胴回りも82cm、秋の区民検診で最高血圧が110、中性脂肪と肝機能の値は少し高めだで今回だけコレステロール値がちょっと高かっただけの人間が、危うく心筋梗塞で死にそうになったのか。入院してから頭の中で渦巻いていた疑問への答えが、見えてきた。そして、悪玉コレステロールを積極的に下げるというドクターの仮説も、あり得るなという気になった。

4時頃に病棟内を7周半する。Amazonで、いつも数値が正確でないと感じていた腕で測る血圧計の代わりと、頭部をベッドで支えてくれる楽チンさを家でも味わうためのヘッドレスト付き座椅子を注文した。あと欲しいのは脈拍計だが、運動中に手軽に測れるものがない。さっき買った血圧計と同じメーカーのジョギング用のものと、毎日何度も測ってもらっているパルスオキシメーターをいろいろで比べるが、一長一短で決断できなかった。

5時45分にナースのNさんが、わざわざお別れの挨拶にきてくれた。お世話になったお礼を述べるとともに、ここで発見したナースという職業の不思議な側面について話す。同じ仕事をしているのに、ナース一人ひとりで仕事ぶりがぜんぜん違う。技術ではなく、人間性の発露の仕方が違うのだ。相手が人間なので、自分の人間性をそのままぶつけるしかない。

そんな感想を話したりしているうちに、やっと手術を終えたドクターがきてくれた。申し訳ないが、近親者に二人、対照的な狭心症・心筋梗塞症の患者がいて、その例がどうしても頭に去来してしまうということから始めて、先ほど用意した質問票を少し端折りながら、いろいろ聞いていく。充分納得がいき、こちらの仮説は正しかったという印象を得た。治験はいつでも降りられるということで、同意する。私のようにリスクが低い人間が心筋梗塞になぜなるのかを明らかにすることに、少しでも協力したいという気持ちがある。

夜の担当は、Sさん。運動について書くことになったと話をすると、面白がってくれた。最も親しくなった二人が今日を担当してくれ、印象深い。

7時半に、大学での授業を終えて直帰し、黒犬の散歩を済ませた妻がきてくれ、今日の次第を報告する。黒犬は、すっかり元気らしい。いろいろ荷物を持ち帰ってもらった。

その後Amazonを覗いたりしたあと、こうして病院最後の夜をゆっくりと過ごしている。


夜明け。今日も快晴だ。


朝食はブリの塩焼き、野菜の味噌煮、ふりかけ鉄之介。味噌汁ではなく味噌煮と書いてあったので、汁は残す。


昼食はこの前と同じヨモギロールとロールパン、エビとコーンのグラタン。グラタンはけっこう味が濃いのに物足りない。なんと牛乳ではなく、豆乳で作ってあった。グリーンサラダのノンオイルのクリーミードレッシングが案外とおいしい。


夕食は、鶏肉の甘酢餡かけ、モヤシの塩炒め、漬け物。漬け物がしょっぱくておいしい。

するぷろ for iPhoneで画像とキャプションを投稿後、iTextで書いた文章を投稿欄にペーストした。その後、またするぷろで修正。

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入院9日目

変な夢で4時過ぎに起き、もんもんとしながら5時半まで過ごし、6時15分ぐらいまで寝た。洗面などを済ませて横になっていたら、突然心臓の鼓動が強くなる。人前でしゃべる時やあわやという思いをした後にアドレナリンが出るみたいな感じ。痛みや苦しさはないが、不快。

朝食を終えても治まらないので、ナースコールを押し、心電図をとってもらったが、波形は問題ないとのこと。ちょっと胸苦しいような違和感もある。みぞおちの痛みのようにも思える。昨日のような元気が湧いてこないので、ずっとベッドにいた。

シャワーはどうしますかと聞かれ、ぜひ入りたいと言ったら、最後の5時からをとってくれた。そのせいか、身体を拭くタオルも来ず。

おととい、昨日とMacを起動しなかったので、クリッピングするべきニュースがかなり溜まっている。これらをみんな片付け、ニュースサイトも更新した。

昼食前に病棟内を6周半したが、とくに違和感はない。昨日同様歩けた。

昨日はあんなにiPadで書いたのに、どうもその気になれず。午後もベッドで過ごしたが、これではまずいと思って、1階の売店まで行き、週刊朝日を買ってきた。

4時過ぎにまた歩こうと廊下に出たところで、ドクターとばったり。こういう違和感が出ることもあるが、詰まっているところはないので、心配いらないと言われ、ホッとした。治験のことを頼まれて受諾したが、よく考えると、飲む薬の量が増える訳で、副作用もゼロではない。後悔。断ろうか……。

5時から待望のシャワー。浴室は案外広く、落ち着かない。お湯の威力は絶大だ。本当にスッキリした。週刊朝日を隅々まで読んでしまった。

夕食を食べている最中に、高校時代の友人のMが来てくれた。日本橋から来たのに、また飲み会で半蔵門まで戻るのだという。ほんと、申し訳ない。自身も不整脈持ちなので、ことの次第を詳しく知りたがった。

8時過ぎ、実家から帰る途中の妻が車で病院の前までやって来て、黒犬を降ろし、抱っこしてこちらを指差す。iPhoneを振る。

帰宅後、黒犬の様子がなんか変だという。こちらを認識して、精神的に不安定になっているのかも。心配だが、あと2晩の我慢だ。


朝食はパンとジャーマンポテト。オレンジが激甘。


病室。お世話になった。


昼食は豚肉のすき焼き風煮物と白菜の味噌煮、おろし和え。


夕食は白身魚のホイル焼きと冬瓜の梅和え、ヒジキと大根の煮物。

Posted from するぷろ for iPhone.

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焦った。心臓に悪い……

この前の二つのエントリー、買ったばかりのiPad用ブログエディターのDPadで書いたものだが、「入院8日目」を公開してSafariで見てみたら、その前に公開した「iPadでの画像投稿」がない。リロードしてもダメ。慌ててダッシュボードを見てわかったのは、一度公開したエントリーを上書きしてしまったのだということ。

DPadもするぷろiPad版同様、直接WordpressのAPIを動かすのではなく、内蔵ブラウザーからダッシュボードを起動して、そこにテキストをペーストして公開ボタンを押すようになっている。新しいエントリーを書いたあと、新規投稿画面を作らずに、前の画面のテキストを消去して、そこにペーストしてしてしまったらしい。DPadは潔く前回のエントリーを保存しておく機能を搭載していないようなので、もうダメかと思った。せっかく慣れぬiPadで長文を書いたのに……。

でも、ふと思い出した。Wordpressには自動保存機能がある。下書きを表示させてみると、ちゃんといくつかのバージョンが残っていて、それをコピーして新規投稿に貼り付け、公開することができた。

やれやれ。ほっとした。こういうのこそ、心臓に悪いのだ!

……とここまでiPhoneのするぷろで書いて公開ボタンを押し、サイトを見てみたら、また投稿が上書きされている。これを書き始めるときに、するぷろの画面に「NEW」ボタンが出てこなくて、iPhoneを再起動したのだが、それなどが影響しているのだろうか。こうなるとMacの出番だ。広い画面を使って、上書きされたエントリーを復元し、これを新規投稿として書き込む。ほんとに、やれやれだ。

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入院8日目

4時半に目覚めたが、1時間ほどいろいろ考えているうちに寝てしまい、7時10分に起きる。外は雨。睡眠薬のおかげだ。

朝食後、ドクターがわざわざきてくれた。腕の腫れはまだ引かないし、痛みもあるが、出血はしていないとのこと。

検温と血圧計測、着替えと、いつものルーティン。もう1枚、写真をなぞって黒犬の絵を描く。

リハビリは初めてこの階を抜け出して地下に行き、自転車を漕いだ。サドルがママチャリ風の腰掛けるタイプなので、足だけ運動している感じだ。先生もクロスバイクに乗っているとかで、自転車談義をしながら20分続ける。終わってみると、かすかに汗ばんでいた。一人で病室へ戻る。

昼食後、高額医療費の書類をもらうなど用事を済ませて、帰りがけに寄った妻を見送りに一緒に1階へ。こぢんまりした病院であることがわかり、驚いた。病棟のサイズそのままだ。週刊誌でも買おうかと思ったが、ビューンの方がいいかと思いとどまる。

今日も見舞いの方が来ないので、静かな午後を過ごした。iPadのiKaoasilatorで遊んだりしたあと、ずっとiPadでものを書いていた。ブログも書く。午後と夕食前に、病棟を6周半ずつ歩いた。見舞客なのか、スタッフなのか、妙に騒がしい。なかなか混んで調整が難しいという栄養指導を、ナースのNさんが頑張ってくれて、退院当日に取ってくれた。ありがたい。

午後の散歩で黒犬が吐いて、その後もちょっと変らしい。夕食も吐いてしまったという。一人で留守番させるのが心配なので、もう一度夜に父と来るというのをやめてもらった。

ずっとiPadに向かって過ごす。ローマ字入力にずいぶん慣れた。さて、ヤクなしで寝られるかかな。


内出血で膨れた腕。手首から先は、夕方には腫れがかなり引いたが、腕の痛みは少し増したかも。まあ、これで手術をした気分になる。


朝食は海苔と納豆、味噌汁。シンプル。夜の高カロリーに備えてか?


昼食は、ほうとう風うどん。あくまでも風で、市販の生麺だった。おつゆも少ない。トータルの塩分を控えるためだ。


夕食は、初めてボリュームあるものに。鶏肉のムニエルと、セロリ煮、野菜ジュースがデザート。

Posted from iPad&iPhone

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iPadでの画像投稿

iPadのお絵描きアプリArtStudioで描いた絵をブログにアップロードしようとすると、けっこう大変だ。

まずArtStudioからカメラロールへと保存する。最初はやり方(ソフトのコンセプト)がわからなくて、写真レタッチアプリのPhotogeneを起動してリサイズし、再度カメラロールに保存。それをメールでiPhoneに送って、iPhoneのカメラロールに入れ、iPhoneのブログエディターするぷろで書いたエントリーに挿入して、投稿した。iPhoneのカメラで撮った写真も同じエントリーに入れるので、まあこれでもよかった。

iPadだけでやるのも、まあ簡単だ。すでにiPad版のするぷろを設定してあるので、するぷろ上でカメラロールの画像を選択して、アップロードできる。いったんアップロードしておけば、あとはSafariを起動して、Worepressの管理画面で、いかようにもできる。

ところが、するぷろのiPad版は、1箇所しかブログを設定できない。iPhone版はできるのだが……。だから、別のブログにアップロードしようとするたびに、「設定」を書き換えねばならず、また戻さねばならないわけだ。

iPad版もiPhone版も、するぷろは独特のインターフェイスで、デザインにもすごく癖がある。できれば、もう少しすっきりした印象のアプリを使いたいと思って探してみると、DPadというブログエディターがあって評判もよさそうだ。とくに便利そうなのが、左右上下の矢印キーやCut・Copy・Paste・Undo・Redoなどのボタンが用意されていることで、テキストエディターとしても使いやすそう。


そこで思い切って購入してみたのだが、いくら探してもカメラロールの画像をアップロードする機能が見つからない。ようやくわかったのは、画像はあらかじめFlickrなどのWebサービスにアップロードしてあるものを挿入するようになっているということ。あ~あ。もっとよく調べればよかった。

そこでふと思いついたのが、するぷろのiPhone版。これなら複数ブログが設定できる。ところが、何度やってもエラーになる。Wordpressのダッシュボードでxmlprcを有効にしてもダメ。Webで調べてみると、iOSの仕様で、するぷろの位置情報サービスをオンにしないとだめなことがわかった。

やれやれ、こんなことを入院中にやるものじゃないけど、気がかりなことを少しでも減らすことが当面の目標なので、よしとしよう。

Posted from iPad

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iPadを使ってみる

普段はMacBookAirがあるので、テキスト入力を伴う作業は、ついそっちを使ってしまう。やはり親指シフトキーボードの威力は絶大だし、1985年から使ってきているので、もう身体に染み付いている。ローマ字入力で打てないこともないが、無意識のうちに指が勝手に親指シフト流に動いて、ミスタッチが多くなる。ローマ字入力で打鍵中は、ものすごいストレスを感じているようだ。

ところがiPadだと、この仮想キーボードがまるっきり異なる環境のせいか、指が親指シフトに戻ることがない。どっちみちローマ字では親指の6~7割ぐらいのスピードでしか打てないので、まどろっこしさもあまり感じずに済むのかもしれない。

まだ少し病院にいる間に、iPadがどこまで使い物になるのか、試しておきたいと思い、今日はなるべくiPadだけで頑張っているところだ。日頃、情報を積極的に発信する行為以外は、iPadのほうが楽だと感じるケースが多々あるが、こうして病院のベッドにいると、とくに手術後に痛みや不快感があったりすると、とてもMacBookAirの蓋を開ける気になれない。さっさとMac上で作業を済ませてしまうほうがかえって楽なのだろうが、なぜかとても億劫なことのように感じられる。

なぜ病室ではiPadが使いやすいかというと、やはりまずその形状がある。ガンガンテキストを打つ時以外は、キーボード部分は無駄なスペースだ。膝や布団の上での安定性も悪い。軽さも重要だ。いまより1センチサイズが小さかったら、ここまでは使えない(手の小ささが幸いしているだけかも)。さらに、直感的なインターフェイスというのも大きいのだろう。ふと手が伸びて、使うことができる。クソッと思うことも山ほどあるが、トータルで見れば、メリットのほうが大きいように感じられる。

あれもできる、これもできるというのがこれまでのパソコンだったが、ぎりぎりに機能を削ってしまうことで、こんなにも気分が楽になるというのは、やはりアップルは先を見ているということなのだろう。これまではMacで長時間仕事をしたあと、さらに同じMacに向かってニュースを見たり、お気に入りのサイトを眺めたりしてきたが、今後はなるべくMacに向かう時間を少なくすることを意識したい。それが、ストレスを軽減することにつながる。

オッっと思ってインストールしたまま、使っていないアプリもたくさんある。まさに、宝の持ち腐れだ。いま不自由に感じていることも、iCloudを使うことでかなり改善できそうな気がしている。たった2つ、Lionでは動かない、でも代わりがないソフトのおかげで、まだLionにできないでいるが、そろそろ移行を本気で考えたい。

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病院暮らしらしく

今日は見舞いの方も来ないので、入院先で暇を持て余した病人らしく、絵を描いてみた。iPadがあれば、絵の心得がなくても、そこそこ楽しめる。ArtStudioで何ができるか、ようやくわかってきた。しかし、技量の方がまったく付いていかない。

koo

花壇の花を嗅ぎ回る黒犬

もうひとつ、音楽もやってやろうと、KorgのiKaossilatorを初めて動かして、適当にアドリブ演奏を楽しんだ。いまの速いリズムは病室ではとてもノレないが、スローなR&Bにすればけっこう遊べる。とんでもなく速いパッセージも簡単に弾けるので、偉そうな気分になる。しかし、これは、音楽と呼んでいいのだろうか。膨大なリズムと音源が揃っているので、全貌を見極めるのが、大変だ。

iKaossilator

iKaossilatorのインターフェイス。この画面では黄色がメロディーパート。スクリーンショットがなかなかうまく撮れない

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