昨日は一転してお天気が悪くなり、妻のMacを2台ともMacOS 10.9 Mavericksにアップデートした。まず、すべてのアップデータをかけたうえで、再度TimeMachineにバックアップをとる。MacbookPro(2009年夏モデル)のほうはいつも通りTimeCapsuleに、Air(2010年夏モデル)は外付けに。念のため、さらに書類フォルダとメールをドラッグコピーしておく。
で、いったん上書きインストールをしてから、コマンド+Rで起動し、ディスクユーティリティで初期化後、再度インストール。そして、TimeMachineから設定やアプリケーション、データを書き戻した。ついでにTesla関係を削除し、KeyRemap4Macbookもインストール。
USB接続のAirのほうが早く終わり、さっそく試してみた。しかし、動作がいかにももっさりしている。というより、動作そのものはむしろ速くなっているようなのだが、画面の表示がおかしい。とくにだめなのがSafariと、Finderのリスト表示。それにMail。描画がカクカクになる。Keynoteもサムネイルは左に並ぶのにスライドが表示されず、iTunesも映像が表示されない(音だけは出る)。
いろいろやってみたが、だめ。ネットで調べても、速くなったという報告ばかり。TimeCapsuleから書き戻すProのほうもようやく終わったが、やっぱり同じだった。これはSpotlightのインデックスを再構築しているのだろうと、スリープをしないように設定して、ひと晩放置した。
ところが今朝起きてみても、状況は変わらない。試しにターミナルからSpotlightのインデックス作成を停止してみたが、Safariなどの動作がほんの少しマシになったかな、ぐらいだった。Safeブートも同様。
これだけでも実用に耐えないが、とくに妻の場合は膨大な画像をKeynoteに貼り込んで使うので、iTunes上で再生できない映像があるのはとても使いにくい。思い切って、10.8にダウングレードすることにした。コマンド+Rから起動し、あとはTimeMachineからの復元を選ぶだけ。起動領域もこれで元に戻る。Airは2時間弱で、まったく昨日と同じ状態に戻った。まさにTimeMachineである。よくできていると感心した。Proのほうは、まだやっているところ。
しかし不思議なのは、このような表示のカクカクについて、ネットに報告がぜんぜんないことだ。もっと非力なマシンでアップデートをかけ、これで買い換えなくて済んだと喜んでいる人もかなりいる。知人のEさんも、Airの2010年モデルを購入時のままSnowReopardで使っていたのに、Macをよく知らないWindows遣いにいきなり10.6→10.9のアップデーターをかけられてしまって往生したが、このような使いにくさはまったくないという。
1台だけならともかく、2台とも同様な症状なので、どうにも納得がいかない。